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防音室の仕組み

家づくり全般
2024.02.15(Thu)

防音室はピアノやギターなど好きな楽器を近所に気兼ねせずに演奏したい、映画やゲームを思う存分楽しみたい方にピッタリです。

今回は防音室の仕組みについてお話します。

防音室は防音ドアと吸音材、遮音材で防音しています。

防音ドアの構造の大きな特徴は、ゴムパッキンが使用されているという点です。
一般的なドアの場合、3方向のみゴムパッキンが使用されますが、防音ドアでは、4方向にゴムパッキンが付いているためドアが枠にしっかりと密着します。
そのため、外と中の空気をシャットダウンすることができ、音が伝わるのを最小限にとどめてくれます。
さらに、ドアの内部にも充填剤が入っているのでドア本体も音を通しづらい構造になっています。

吸音材とは音の振動を抑える素材です。音は空気を伝って鼓膜に届きますが、世の中には空気以外の物質もあります。これらの物質にも音の波が伝わり、物質が振動して音の波が広がっていきます。吸音材にぶつかると、音の振動を緩やかにしてくれるので伝わる音を小さくできます。

遮音材は音を吸収するのではなく、遮ってしまうことで音を伝わりにくくする素材です。

多くのケースは多重構造で遮音することが多く、音が伝わりにくい素材を重ね合わせることで音をシャットアウトしてしまうような仕組みになっています。

防音室を作るためにはスペースやコストがかかりますが、近隣への騒音トラブルを気にせず音楽や映画などを楽しむことができますので検討してみてはいかがでしょうか。

そのため打合せを綿密に行なったり、過去の施工事例を見せてもらったり、具体的にイメージを伝えることが大切です。

弊社ではさまざまな造作家具の事例がございます。ご興味のある方は一度相談してみてはいかがでしょうか?

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