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COLUMN

防災意識

家づくり全般
2024.01.09(Tue)

2024年1月1日16:10に石川県能登地方を震源とした大規模な地震が発生しました。
最大震度は震度7を観測し、規模は過去の阪神淡路大震災や東日本大震災にも匹敵します。
この歴史的大震災は「令和6年能登半島地震」と名称され、今もまだ被害が及んでいます。

このたびの震災により被災された皆様ならびにそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。

災害はいつも突然に訪れます。今回の大震災もいったい誰が予想できたでしょうか。
そんな予測不能な災害に備えるには、どこまで備えれば安心できるのでしょうか。

家作りにおいて災害に備えるとすれば、地震に対しては耐震性能を上げる、水害に対しては高基礎にする、暑さ寒さに対しては断熱性能を上げる等が例として上がります。
もちろんそのようにすることで安心感は得られますが、今回のような大きな災害に直面した時に先ずしなければいけないことは、命を守ることです。
要するに、安全な場所に逃げる必要があります。

私自身この大震災を経験して思ったことは、新築や耐震性能を上げるなどの対策をすることよりも、避難することが大事だと強く感じました。
家に被害がなくても孤立してしまっては意味がありません。誰かが助けに来てくれる保証もありません。

避難する為の備えであれば簡単に取り掛かれます。
備蓄や防災グッズの確認、行政が発行しているハザードマップを見ながら避難場所まで歩いてみる等、この機会に今一度防災意識について考えてみてはいかがでしょうか?

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