家づくりで自転車スペースについて考えたことはありますか？

今この質問を受けて「そういえば…。」と思った方がほとんどだと思います。当社でもプランニングをする際に最初から自転車スペースを計画している方はとても少ないです。

ただ、人生でほとんどの方が一度は自転車に乗ることがあると思います。特に学生時代は男女問わず自転車が日々の移動手段になることが多いはずです。小学生～高校生まで乗るとなると、少なくとも12年は自転車を保有することになります。そうなると自転車スペースを計画することは大事だと思いませんか？

自転車スペースがない住まいでは、家の横や外部の空いたスペースに停めていることが多いですが、しっかりとした自転車スペースが有るのと無いのとでは、自転車の寿命が全く違います。

「そもそも自転車スペースなんて必要ない。」と思う方もいると思いますが、自転車スペースがあれば雨や雪、直射日光を避けることで自転車の錆などによる劣化を防ぐことができ、それによって自転車を綺麗に保つだけでなく長持ちさせることができます。

そんな自転車スペースを確保するには以下の方法があります。

• 外壁を凹ませてスペースを作る
• 玄関ポーチにスペースを作る
• ガレージにスペースを作る
• サイクルポートを建てる

　このようにいくつか方法がありますが、①・②・④は比較的安易に計画することができます。北陸は地域柄降水量が多く、車の運転免許を取得すると自転車に乗る機会が全くと言っていいほど無くなると思いますが、家族（子供）のことを考えて検討してみるのも良いのではないでしょうか。