玄関
家づくり全般
2024.08.30(Fri)
玄関は外出時、帰宅時と家族全員が頻繁に使う場所です。また、お客様が来られた時もまず目に入る場所でもあります。
単なる通路としてではなく、美しさや使いやすさも意識することで、より快適な空間になります。今回は収納量と動線についてお話します。
玄関収納については靴だけでなく、人によっては外に置いておくのは不安なベビーカーや自転車、ゴルフバックやアウトドア用品など、考えてみると意外に多くあります。
家の中で収納できる物もありますが、出し入れするのが面倒だったり、かさばったりして結局玄関に置く場合が多いです。収納量が足りないと、玄関の見える場所に置くことになり、狭く、使いにくくもなりますし、どんなにおしゃれな玄関を作っても、お客様が来られたときの印象もあまりよくないことになります。
ご家族で玄関に置くもの、これから置きたいものを想定して収納のスペースを作るのが大切です。
動線については、ご家族が毎日使う所だからこそ外出時、帰宅時にスムーズに目的が達成できる動線が理想です。キッチンやパントリーが玄関の近くの場合は、日々の買い物の荷物を運搬する負担が減りますし、洗面やランドリーが近くの場合はリビングに行く前に手を洗ったり、部屋着に着替えることができます。動線が多ければ多いほど便利にはなりますが、玄関ホール部分が大きくなりますので十分に他のスペースが取れない場合がありますので注意が必要です。
このような工夫をすることで玄関が美しく、使いやすくなりますので一度ご家族で話し合ってみてはいかがでしょうか。