「シンボルツリー」とは名前のとおり、家のシンボルとなる「樹木」のことです。
外観やお庭のアクセントになるのはもちろん、家族と共に年月を重ねながら身近に自然を感じることができます。今回はそんな「シンボルツリー」の効果についてご紹介します。

シンボルツリーには家の印象を引き立てたり、自然を感じさせてくれるだけにとどまらないメリットがたくさんあります。その中で代表的な2つをお話します。

１つ目はフェンスやブロック塀などの代わりになる点です。圧迫感も少なく、外からの視線を遮ることができます。
昼間と夜間では目立つ場所は変わってくるので、色んな時間帯に外から眺めてみて、気になる部分を調べてから植える場所を決めていくといいと思います。

２つ目は日差し除けにも効果的な点です。室内に入る強い日差しを遮るのに、樹木はとても役立ちます。
強い日光に負けにくい常緑種の樹種なら、木陰をつくって日差しを和らげてくれます。また落葉樹なら、窓の位置や季節ごとの太陽の角度と方向を計算することで、葉が生い茂る夏場は日差しを遮り、落葉する冬には日光を取り込むと言う効果も期待できます。

樹木は種類によって日当たりやスペース、水はけなど適した生育環境が違います。家の雰囲気に合わせるのはもちろん、シンボルツリーを植えたい場所やお手入れ頻度などは重要なチェックポイントですのでご検討される際は注意が必要です。

樹木の寿命は長いので10年、20年と長く思い出を作っていけるようなシンボルツリーを見つけてみてはいかがでしょうか。