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COLUMN

二世帯住宅

間取り
2023.11.28(Tue)

将来のことを考えて親世帯と子世帯がともに暮らす二世帯住宅を建築したいという方も多いかと思います。
介護や通院のサポートをしたい、共働きのため子育てのサポートしてもらいたいなど理由はさまざまです。

今回は二世帯住宅の種類とそれぞれの特徴を紹介します。

二世帯住宅には主に「完全同居型」「完全分離型」「部分共有型」の3つがあります。

完全同居型は玄関やLDK、水回りなど生活に必要な空間や設備を親世帯と子世帯で共有するタイプです。

寝室以外が共有なので、コミュニケーションが取りやすく、キッチンやお風呂、トイレなどの住宅設備も1つでいいので建築費用を抑えやすくなりますし、1つ1つの空間も広く取りやすくなります。また、将来的に子世帯のみになった場合無駄になるスペースも少なくなります。
注意としてお互いのプライバシーが確保しにくい、寝室以外が共有のためお互いの世帯の間でストレスを感じる場合があります。

完全分離型は親世帯、子世帯がそれぞれ独立した空間で生活するタイプです。

玄関やLDK、水回りなどすべて共有することなくそれぞれの世帯に設けます。

共有する部分がないので、お互いのプライバシーをしっかり確保できます。間取りや内装、設備にこだわりがある場合、それぞれ好きなものをお選びすることができます。
注意として設備や空間などそれぞれに必要なので建築費用は高くなります。介護や子育てのサポートをする場合目が届きにくい場合があります。

部分共有型は玄関とお風呂は共有など、生活で必要な空間や設備の一部を共有するタイプです。

それぞれの生活スタイルや考え方に合わせて共有部分を決めていくのでほどよい距離感、プライバシーを確保できます。完全分離型よりも独立部分が少なくなる分建築費用を抑えることができます。
注意として、共有にした設備など使いたいときに誰かが使っていて使えない場合があり、ストレスを感じる場合があります。

3つのタイプの二世帯住宅の特徴を説明しましたが、暮らし方や生活リズム、お互いの世帯の距離感によってどのタイプがいいかは違ってきます。
それぞれのメリット、デメリットを考慮して理想の住まいの形を検討してみてはいかがでしょうか。

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