家づくりが本格的に進みだすと外観はこんな感じにしたい、家の中はこんなデザインにしたいなどイメージされると思います。
いろいろデザインを検討する中の1つに“格子を使ったデザイン”があるのではないでしょうか。
格子は古くから日本の建築に取り入れられてきました。
日本建築に格子が取り入れられてきたのには、いくつか理由があります。
空間を狭く感じさせることなく採光を活かして部屋を区切ることができたり、フィルターのように通風を確保しながら視線を制限したり、家のアクセントとなる装飾にしたりなど様々です。

例えば、格子はよく玄関の前に目隠しとして使われることがあります。
玄関を開けた時や、玄関を開けっぱなしにして風を採り入れたい時に家の中が見えないようにするためです。

また、格子は和風感をもたらしてくれるという性質から家の中のデザインとして採り入れられる場合もあります。

最近は、リビングにおいて少しでもスペースを広くしたい、スッキリさせたいという理由からテレビを壁掛けにされる方が増えてきました。
ただ、テレビを壁掛けにしてもDVDや外付けHD等を置くスペースが必要です。
テレビボードを置くとスッキリさせたいという思いを完全に叶えることが出来ません。
そこでDVDなどの機器を収納するスペースをテレビの近くに設けて、収納を格子状の扉で仕切ることがあります。
そうするとテレビ周りはスッキリとし、扉を閉じていても扉が格子状なので赤外線が通過しリモコンも効きます。

このように格子はデザイン性と機能性を兼ね備えています。興味のある方は検討してみてはいかがでしょうか。