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COLUMN

住まいと季節

外構
2022.09.30(Fri)

段々と肌寒くなり、少しずつ紅葉が彩り始める頃となりました。
私は秋に限らず、季節の花や植物が目に映るようになると季節を感じます。
皆さんはどのような時に季節を感じますか?
日本は四季のある国ですから、年に4度も季節が変わりますし、それを住まいという身近なところで感じられたら良いと思いませんか?

私も今朝家を出る際に、庭にあるキンモクセイの花の香りで秋を感じられましたし、春には窓越しに見える桜の花で春の訪れを感じます。
これは理屈ではなく感覚の話になりますが、季節を感じられた瞬間は何か特別な感じがしませんか?

ただ、最近の家づくりの傾向として、植栽を全くしないという方が増えてきているような気がします。
そういう方は枯れ葉の清掃や水やりなど、手入れが面倒という理由でされない方がほとんどです。

しかし、植物も種類が豊富で、そのなかに”落葉植物”と”常緑植物”があります。簡単に言うと落葉植物は葉が落ちやすく、常緑植物は葉の落ちにくい植物になります。
常緑植物だと清掃の手間も心配いりませんし、ツツジ・キンモクセイ・ツバキ・ラベンダーなど、皆さんが聞いた事のあるような植物も豊富にあります。

また、水やりに関しても、蛇口に機械を付けて自動で水やりのできる商品があります。なかにはタイマー設定のできる商品や水量の調節できる商品もございますので、お仕事で水やりが難しいという方でも簡単に育てることができます。

家づくりを進めていくなかで、植栽が好きでも手入れのことを考えて諦めている方も多いと思いますが、植物を常緑植物にしたり、水やりの機械を利用したりと少し工夫をすることでそれらを簡単に解消することができます。

せっかく四季のある国ですから、住まいのなかで家族の時間とともに、季節も楽しめたら良いのではないでしょうか。

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