お得な制度

4月から当社には新入社員が3人入社しました。学生から社会人へと変わり、慣れない環境下に戸惑いながらも頑張っている姿を見ると私共もとても刺激を受けます。今はまだ未熟でもこれから会社に新しい風を吹かせてくれることでしょう。


さて、今月は何かと“新しい”が多い季節ですが、住宅業界でも新たに加わった制度があります。前々回のコラムで住宅に利用できる補助金のことについてお話させて頂きましたが、そこでは各自治体で設けられた補助金制度については触れていませんでした。ですので、今回は自治体(石川県)が設けた補助金制度のなかで改良が加えられ、利用しやすくなった制度を1つご紹介します。

石川県が設けている、“いしかわの森でつくる住宅推進事業”という制度があります。こちらの制度は簡単に言うと石川県産材の木材を利用することで補助金を受けられる制度です。補助金額の上限は利用した木材の量(㎥数)によって異なり、最大で50万円の補助金を受けることができます。
こちらの制度は以前から設けられており、当社でもお客様に薦め活用してきましたが、木材の量が7㎥を満たない物件では活用できずにいました。ですが、今年の4月にこの制度の内容が改良されたことで、木材が5㎥からでも補助金を受けられるようになり、5㎥で7万円の補助金を受け取ることが可能になりました。制度は木材の㎥数5㎥・7㎥・15㎥・20㎥・25㎥と5段階に補助金額の上限が変わりますが、当社では15㎥を超える物件はわずかでほとんどが7㎥の物件です。ちなみに7㎥では10万円の補助金額となります。

今回は“いしかわの森でつくる住宅推進事業”制度の改良についてお話しました。木造住宅では構造体が木材なので利用するに越したことはありません。県内の各住宅メーカーも構造体が木材の会社がほとんどですので、地元のメーカーで建築する方にはとても利用しやすい制度です。住宅は高いお買い物ですが、その分補助金制度もたくさん設けられています。これから家づくりをされる方、そうでない方も建築の際は補助金制度についてもぜひチェックしてみてください。